top of page

入手

●水草を探してみよう

まずは、Googleマップで、自分の自宅の近くに、川、用水路、ため池、水田がないか探してみましょう。

ある程度あたりをつけたら、下見に行ってみます。何がどのくらい生えているか調べます。

●場所の確認

・河川、緑地では立ち入りが制限されていないか。

・公園、緑地の場合は植物の採集が制限されていないかを、出入り口の看板等で確認しましょう。

・水田ならば、農作業している方に許可をとれるか。

●種類の確認

・水草の名前を調べる図鑑は「水草ハンドブック」がおすすめです。全てPDFで無料ダウンロードできます。http://wetlands.info/tools/guidebook/hydrophyte_handbook/

・それでも分からない場合は、写真を取ってTwitterで「#オラ草が知りてぇ」で聞いてみましょう。優しい方々が教えてくれます。

・名前が分かったら、その名前でググって、その種が絶滅危惧種に指定されていないかと、特定外来生物でないかを確認しましょう。

http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/zukan/zukan_database/mizukusa_gairai/list.html

その水草が栽培したくなったら採取です。

 

容器や土などの資材を準備しておきましょう。また、採取する時期は暑い季節が多いはずです。採取したらすぐにビニール袋に入れて、ビニール袋ごと発泡スチロール容器に入れられるよう、ビニール袋と発泡スチロールは必ず用意します。発泡スチロールの中に凍らせたペットボトルを入れておくと完璧です。

・準備を整えたら、現地を訪れてみましょう。採取後から植えるまでの時間が短ければ短いほど失敗が少なくなります。

・量はほんの少し

水草は本当にすぐ増えます。1ヶ月もあれば数倍に増えます。自然に対して少しでも負担をかけないよう、どんなに多く生えていても、採取する量は1~2株だけにしましょう。また、水草では稀ですが、個体数を確認し、株数が100株に満たない場合はなど避けましょう。

・植え付け

持ち帰ったら水草をよく洗いましょう。魚の卵、藻類、ウキクサなどが付着していて、後々に困ることがあります。洗ったら、すぐに植えましょう。できるだけ深く、浮かないように植えます。浮いてしまうと、水の表面は高温になるので、弱ってしまいます。どれだけ深く植えてもまず大丈夫です。

・繰り返しますが、販売用の採取は厳禁です。

・情報管理

生きものがいる場所は、個人情報のようなものです。生息地の情報は悪用され、乱獲に繋がりかねません。基本的には他の人に場所を言わないこと、特にSNSで具体的な場所(県単位より細かい地名)をつぶやいたり、風景が写っている写真をアップしないようにしましょう。

​・標本採取

●水草を買おう

小売店

買うならば5月から6月あたりに、ホームセンターの園芸コーナーなどに並び始めます。他にはアクアリウムショップや、園芸ショップでも見かけます。通信販売なら、以下のお店が有名です。

チャームさん

水草から熱帯魚まで、日本でいちばん大きなペットの通信販売業者さんです。水草栽培容器も様々なものを出品されており、私もいろいろ参考にさせていただいています。

https://www.shopping-charm.jp/Items.aspx?tid=04&catId=1510000000&ls=of

杜若園芸さん

睡蓮鉢用の水草の有名な生産者さんです。全国のホームセンターなどへ出荷されています。

http://www.tojaku.co.jp/

宮川花園さん

スイレンやハスなら宮川花園さんがすごいです。私も何度か購入しています。特に、土作りのページは大変参考になります。

http://www.b-net.kcv.jp/~miyagawa/index.html

 

ヤフオク・メルカリ

様々な方が出品されています。安く買えますが、野生から採取してそのまま販売する行為に対しては、問題点が多く、私は反対しています。そのような出品者さんからは、買わないでいただきたいです。

bottom of page