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​動物

ボウフラ、蚊の発生を防ぐ

・ボウフラ

水草自体には害はありませんが、これが発生すると家族や近所の目が厳しくなり、栽培自体が困難になるので、最も有害な生きものに位置づけています。

・蚊

 ボウフラをできるかぎり発生させないようにしても、やはり少しは発生してしまいますし、蚊は水場に寄ってくるようです。蚊の天敵はトンボやクモ、コウモリあたりかなと思うので、そういった意味でもトンボやヤゴは大事だと思っています。

 作業中の虫除けについては、私は量が調整できるミストタイプが好きなので「フマキラー スキンベープ ミスト」を使ってます。ムヒも常備してます。真夏は、早朝か夕方に半袖半ズボンでないと作業したくないので、ある程度刺されます。諦めてますね。

メダカ飼育のメリットとデメリット

・メダカ、フナ

メダカの育て方に関しては、「メダカ 買い方」で検索いただければたくさん出てきますので、そちらをご覧下さい。意図的に入れていなくても、水草に付着していた卵が孵化して、魚が泳いでることがあります。しっかりと水草は洗って、魚など、意図しない生きものを導入しないように心がけましょう。

睡蓮鉢にやってくる生きもの(陸上無害編)

・アメンボ

ときどきやって来ます。たぶん飛んで来るんだと思います。たまに幼虫がワラワラと水面に現れます。でも気付いたらいなくなります。たぶん蚊も食べてくれると思うので、定着させたいんですが、思うようにはいきません。

・トンボ

様々なトンポがやってきます。成虫は蚊を食べてくれますし、ボウフラ対策にヤゴは重要です。沈水植物を火鉢や瓶で栽培してると、ヤゴが羽化できないので、気づいたら竹の棒を刺すようにしてますが、なかなか気づけません。ごめんなさい。


・鳥類

ハトは水浴びに来ます。羽が落ちていたり、糞が残っていますが、被害は出てませんので、微笑ましく思っています。

・トカゲ類

年1~2回、水に落ちてしまいます。特に火鉢で栽培していると起こりやすいですね。

・ダンゴムシたち

容器を埋めている場合、その容器を持ち上げると、とんでもない数のダンゴムシ、ナメクジ、ハサミムシ、コウガイビルが見つかります。やはり水分が多いからなんでしょうね。

 

 

・アリ

・カエル

睡蓮鉢にやってくる生きもの(陸上有害編)

・アシナガバチ

 夏は、ひっきりなしに水を飲みにやってきます。最初はビビってましたが、カメラを近づけても逃げないし、今まで困ったことはありませんので、私は無害な昆虫に位置づけています。とはいえ、気づかぬうちに危害を与えてしまえば、刺されないとも言い切れません。念のため栽培場の近くに「ドクターヘッセル インセクト ポイズンリムーバー」を置いています。

・アオサギ

メダカが入っていると、アオサギに狙われます。気配を消しているので、こちらが驚きます。我が家にメダカはいないので、たぶんヤゴを狙っているんだと思います。

・アブラムシ

 我が家ではヒツジグサなどの浮葉植物につきます。水草を弱らせるほどには増えないので、気にしてません。

・オンブバッタ

 陸上で最も被害が大きいのが、オンブバッタです。小型の抽水植物と浮葉植物はよく食べられます。我が家は畑で栽培しているために雑草も多いので、希少種が集中的に被害を受けたことがありませんが、「はからめさん」の栽培場では、とんでもない被害を出しています。

 また、問題を大きくしている原因が可愛いところです。おんぶしてる姿が可愛いので、アブラムシやミズメイガと違って、駆除を躊躇しちゃいます。

・コガネムシ類

 いちど、ミクリが丸坊主にされました。味を覚えると食べるんですかね。それ以来は食べている様子を見たことがありません。

・ジュンサイハムシ

我が家は市街地なので、来たことはありませんが、池が近いと被害があるようです。

・ノネコ?ゴイサギ?

年に1度くらい、変な被害があります。コウホネの花が根本から千切られていたり、ドクゼリが丸坊主にされていたり。食べられている様子はないので、愉快犯的な何かだと思います。我が家て見かける大型動物はノネコとゴイサギくらいなので、彼らを疑っています。

・おたまじゃくし

カエルと違って植物質も食べるので、食害があるらしいです。我が家は市街地なので、経験はないです。

セアカゴケグモ

睡蓮鉢の下は生息地として適していると感じます。近所で確認されていいるので気が気でないです。

・ヒト

睡蓮鉢はたまに盗まれます。特に金属製のものはリサイクルで高く買われるのか、盗まれやすいようです。巨大なものや、プラスチック製だと盗まれにくいようですね。

あとは、家族の理解です。場所の取り合いや、蚊の苦情などで水草の栽培そのものが脅かされます。

最後に、水草栽培に対する興味を失う自分が、水草の維持管理に最も有害です。

睡蓮鉢にやってくる生きもの(水中無害編)

​・ホウネンエビ、カイエビ

 埋土種子調査などで、自生地の土壌から発芽させる場合、たまに出てきます。かわいいです。

・ミジンコ類

春から夏にかけて、たくさん発生します。メダカが入っていると、良い食べ物になるんでしょうけど、我が家では無尽蔵に増えています。

・イトミミズ、ブユ

肥料分が多いと、泥の表面をゆらゆらしてます。肥料が好きなハスやスイレン、大型の抽水植物を育ててるときに出るのは普通ですが、基本的には肥料が多すぎるサインだと思って下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ヒメタニシ

藻類の駆除目的で入れられることがあります。大きな睡蓮鉢や90cm以上の水槽ならば、増えることもあります。書籍「ハスとスイレンの」ではその有用性が話されています。私が育てた印象では、壁面には効果がありますが、浮游する糸状のものには効果を感じませんでした。タニシ自体はかわいいので、鑑賞目的は飼うぶんにはいいですが、藻類を駆除する目的なら、土壌乾燥で対処した方が早く確実かと思います。

・水生昆虫

いつかミズカマキリとか、ゲンゴロウ類が来てくれるといいんですが、市街地の我が家では期待薄です。

睡蓮鉢にやってくる生きもの(水中有害編)

・アカムシ

私は無害だと思いこんでいたのですが、発芽直後のホシクサを食べていると教えていただきました。基本的には無害です。メダカの餌としても有名です。

・モノアラガイ

被害は少ないですが、とても柔らかい水中葉は食べてしまいます。我が家ではミズオオバコやヒロハノエビモが食べられます。壁面に固着している場合が多いので、壁面を手でなぞりながら駆除してます。

・ザリガニ

ごくまれに、水草や魚の導入時に稚エビが紛れ込みます。被害は甚大です。なお、私は屋外の水草の絶滅要因の大半がこのアメリカザリガニだと思っています。

・ミズメイガ

水草を材料にミノムシのような巣をつくりながら、睡蓮鉢の水草を食べつくします。被害は甚大です。

・線虫

実際に目視したことはほとんどありませんが、タヌキモ類、ムジナモ等の沈水食虫植物の栽培において、被害が大きいと言われています。「さいたま」さんに教えていただいた情報で、セリ類と混植するのが良いそうです。確かにドクゼリとタヌキモの相性は抜群で、とても良く育ちました。また、他の水草には試していませんが、酸性を好む水草は、ピートモスで酸性にした上で、線虫予防でセリ類を混植すると良く育つのかもしれません。

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